赤と緑では、同じ言葉も違う声で聞こえてくる。
ゴシックと明朝でも、違う。
イラストと写真でも違うし、人物と風景でも、違う。
デザインが、文字以外の要素で“脳内再生される声”を変える。
それがボイスアンドトーン。たぶん。
ベテラン vs きゃぴきゃぴ
例えば、個人のバイアスを排して情報を最優先に伝えなきゃいけない新聞紙は、ベテランアナウンサーのように淡々と伝える声。
結果を瞬時に伝えるダッシュボードのUIも、基本的には無機質な声です。
自論。
それが、そこに発信する側の意図や感情、欲が乗った時点で、声色は変わり出すんです。
ハキハキ、きゃぴきゃぴ、おっとり、ボソボソ。
イタコになる
デザイナーって、イタコみたいな存在だなと思うことがあります。
コンテンツが持つ声に耳を傾け、形をつくる。
コンテキストを捻じ曲げずに、デザインに増幅や抑制、喜怒哀楽を込めることができるかどうか。
まずは聞くこと。
それもデザインの起点なんだろうなと。
だからこそ、デザインの過程では、自分自身の趣味嗜好や、好き嫌いといった“自分バイアス”を排除することが大事。自分を空っぽにするんです。
空っぽにしても個性は残る。
そのデザイン、どんな声?
「デザイン言語」という言葉があるくらいに、言葉とデザインは密接に関係しています。
だからこそ、どんなテンションの、どんな声色で語り出してほしいかを考えながらデザインをするのが大切なんだと思いつつ、今日も耳を傾けるのです。
わたしは、CBOをしています。
J.B.Goode株式会社は、デザインや技術を表層だけではなく、その奥にある「構造」まで考え、形にするチームです。
参画に興味のある方へ。カジュアル面談も実施中。
https://www.jbgoode.jp/recruit/