デザインにおいて、「メリハリをつける」というのは大事と言われます。
情報整理して、優先度に合わせてメリハリをつけていきます。が。
いざ作業を始めると全部重要情報に見えてくる現象が起こる。
そして最後にはなんか情報が均一なデザインが完成するのでした…
というわけで今回はメリハリをつけるための方法を紐解いていきます。
重要情報しかない
そもそもなぜ「全ての情報が重要に見える」のか?
ここから考えてみようと思います。
以下の情報でバナーを作る場合を例に考えてみます。
・夏のデザインワークショップ開催決定!
・2026年8月15日(土)
・場所:デザインカフェ
・参加費:無料
・今すぐWebから申し込む
やばいよ〜どれも重要情報だよ〜〜〜
そもそもバナーやキービジュアルなどは載せられる情報が限られているので、無駄なものを削って最後に残る、「これだけは伝えておかねば!」という重要情報しかありません。
ここが、情報が均一になってしまう一番の原因ではないかなと思います。
整理してみる
それでもなんとか整理していかねばなりません。
要素ごとに、こんな感じにしてみます。

日時と場所は同列情報なのでまとめて、5つの情報を4つに整理しました。
優先度つける
ここがメリハリをつける重要なポイントとなります。
整理した情報を大・中・小で優先度をつけていきます。
大:タイトル
中:日時・場所
小:参加費無料・申し込み導線
タイトルは「これは何の情報を伝えているのか?」をわかりやすくするフックであり、主役になるので大きく。
日時・場所は「いつ・どこで」やるのかを伝えないと来てもらえないので優先度は中にします。
そして、参加費無料・申し込み導線を一番小さくします。

せやかて参加費無料やで⁉︎ 伝えたいポイントやないか⁉︎
申し込みもしてもらわないと意味ないし!
それはそうです。迷いポイント…
ですが、ここからがデザインでもあります。
メリハリつける
メリハリは漢字で「減り張り」と書きます。ゆるむことと張ること。
特に音声の高低・抑揚を指すとされます。
その影響かはわかりませんが、デザインでメリハリというと「文字(言葉)のサイズ」のイメージが強い気がします。しかし、デザインにおける文字というのは要素の一つでしかなく、他にも色や形など、様々な要素が掛け合わされています。
であれば、それら全てを使ってメリハリをつけて行くことができるということでしょう。

参加費無料を丸の中に入れて、申し込み導線をボタンぽくしました。
それに負けないようにタイトルや日時・場所も強調します。
文字のサイズは変えなくても、太さや形、色の濃淡でも印象が変わります。
さらにここから、世界観を表現していくために有彩色を入れていったり、あしらいを考えたり、より細かく文字の強弱をつけていったりすることでデザインの密度が上がっていきます。今回は割愛します。御免。
おわりに
「メリハリ」というのはごく基本的なことではありますが、基本であっても、何を正解とするかという部分は常に考える必要があるのでとても難しい作業です。今回は例を元に優先度や大きさを決めてやってみましたが、時と場合によって正解は変わってきます。
日時・場所よりも無料であることを立たせたい!ということもあるでしょうし、何よりも応募してほしいから申し込み導線が一番目立ってほしい!ということもあるでしょう。
デザインにおいて、やってはいけないこと、間違いなこともいっぱいあると思うのですが、同じくらい正解もいっぱいあります。
メリハリも情報整理も、数をこなせば自ずとできるようになりますが、それが適切かどうかは常に問いかけていくのが大事だな〜と思います🐈
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